3月から初代店主が再オープンの「中和廊」・懐かしの姿と味にほっこり!


中和廊の初代店主が再び!懐かしの味を求めて訪問新聞に「中和廊の初代店主が営業を再開」との記事が掲載されていました。

長年愛されてきたお店の復活ということで、さっそく足を運んでみることにしました。

店舗情報


■函館市山の手3丁目21-1
■電話 0138-53-2096
■営業 11:00~1430(LO)
■定休 不定休


駐車場は、お店の前です。

2代目が引き継いだものの、短期間で閉店してしまったのです。
しかし、初代店主が再び店を開くことを決意。
その背景には、自分と同世代の方々がテレビで活躍している姿を見て刺激を受けたことがあったそうです。最近やってますよね。あの番組かな~。
やはり、長年続けてきたお店には特別な思い入れがあるのでしょうね。

●店名の由来!
ところで、「中和廊」という店名の由来をご存じでしょうか?
「ちょうど良い忙しさで、長い廊下のように店を続けていきたい」――そんな願いが込められているのだそうです。自分も知りませんでした。

素敵な由来ですね。



メニューを見てみます。

メニューは各写真はタップで拡大します

名物だった「ムースルー炒飯」は、「木須肉かけご飯」という名前に変更されていました。ただ、かなりボリュームがありそうだったので、今回は既に軽く昼飯食べてしまっているので見送ることに。

●「ムースルー炒飯」は名前が変更

そこで、まだ食べたことのない「あんかけ焼きそば」を注文しました。

●お二人の姿にほっこり!
待っている間、カウンター越しに店主が白衣をまとい、手際よく調理を進めている様子が見えます。
後ろ姿はとても堂々としていて、長年の経験が感じられました。
奥様もエプロン姿でお店を支えていらっしゃいます。
久しぶりに見るご夫婦の息の合った姿に、なんだか心が温かくなります。

●テレビを見て思う!

店内のテレビではワイドショーが放送されていました。
その中で、ウクライナとアメリカの交渉が決裂したというニュースです。
これには驚きました。
個人的には、副大統領の対応が気になるところですが、あまり深入りすると長くなりそうなので、この辺で控えておきます。



こちらが、あんかけ焼きそば(800円)です

具材は白菜を中心に、野菜がたっぷりとのせられ、ボリュームがあります。

●麺にはいい焦げが!


麺はしっかりと焼き目がついており、表面はパリッと香ばしく、中にもカリッと焼かれた部分があって嬉しくなります。

この食感がなんとも心地よいのです。



豚肉や小ぶりなイカも入っており、具材のバランスも絶妙。普段はあまり塩あんかけ焼きそばを食べる機会がないのですが、これはまさに街中華の味わい。

しっかりとした旨味があり、最後に残ったスープまで飲み干してしまうほど美味しくいただきました。



変わらぬ店内の雰囲気に、ほっとする店内の雰囲気は以前と変わらず、どこか懐かしい空気が漂っています。




長年愛されてきたお店の雰囲気と、初代店主の変わらぬ味――これこそが街中華の魅力なのだと改めて実感しました。


お店の前からで、函館のメイン道路は雪がほとんどなくなりました。