北斗市の「climat(クリマ)」にようやく行くことができました。
ほんとにようやくでした。😀
ここはディナーのみで予約が必要です。
はこだてライナーで北斗に!
はこだてライナーで「新函館北斗駅」まで向かいます。
夜のJR函館駅はキレイでした。
新函館北斗駅の光のトンネル!
新函館北斗駅では、このイルミネーションが迎えてくれました。
光のトンネルですね。🤗
関川シェフについて
ここのお店「climat クリマ」は関川シェフがやっていて、彼は函館で最初のミシュラン認定のシェフです。
また、JR東日本のクルーズ寝台列車「TRAIN SUITE四季島」の社内で料理を作り提供しています。
Gは、繊細な料理とキャンバスに描いたような盛り付けと味の素晴らしさでシェフのファンです。😀
お店のwebsiteです。
「TRAIN SUITE 四季島」での氏の紹介
関川シェフの紹介は、こちらのJRのサイトでの紹介していますのでご覧ください。
今回のメニュー
コースは8800円と5800円が用意されていました。
関川シェフなので、最低でもこの倍ではと思っていましたので、ちょっと驚きでした。
今回の8800円のディナーのメニューです。
これまた予想をくつがえす日本語が羅列でした。
もっともフランス風に書かれていてもGにはわかりませんので。
これはありがたかったかな。🤗
このメニューの意味を後ほど知るのでした。
各写真はタップで拡大します
「道南の森」
最初に出てきたのは「道南の森」です。
器は木でできたもので、上には針葉樹の葉です。
その上には料理で、最初からシェフの表現したいものが伝わってきます。
写真の下には、かぼちゃのスープなどもあったのですが写真失敗しました。ぺこり。
なんと熊肉も!
この右の写真は、鹿肉となんと熊肉でした。
Gの場合、小さい頃から田舎のおじさんが熊打ちで仕留めた熊肉を食べていたんですが、あのしない肉と匂いはよく知っています。
しかし、このシェフの料理はそのようなことをみじんにも感じさせませんで、なにも聞かないで、そのまま食べていたら素材はわからないと思います。美味しい料理でした。
最初はビールで!
最初のドリンクはビールにしました。
Gはワインのほうが好きですが付き合いです。
リストです。
舵木
メニューは舵木と記されています。
これって当字かな~と思ったのですが、本物の漢字でした。
近海で捕れたのカジキの料理です。
幾層にも重なる料理に驚き!
上には、やまわさびを使ってます。
真ん中にはカジキで、その下にはビーツと紫蘇の実をマリネ、ピクルスにしたりしているそうです。
このビーツのピンク色も映えています。
そして更にその下にはアボガドのクリーム。
一番下の茶色のソースは、まっくろに焦がしたたまねぎを使ったものだそうです。
繊細な料理と味のマジック?!
これ、なんと7層に重なる料理なんです。
この料理の繊細さが伝わるでしょうか。
幾層に重ねられシェフの特徴がよく出ています。
味も思わず唸ってしまいます。
素材が、このように昇華するのは関川シェフの真骨頂でしょうか。
いや~、素晴らしい~!
パンとバター
パンです。
これは親方のところかな~。
そうそう、シェフとヒュッテの親方は仲がいいんです。
親方が体調を壊した時には一緒にせたなに行っていたんです。
シェフは、せたな町「山の会」とも関係があり食材など生産者のもとへ通っています。
農楽蔵のワインボトルを!
ここは農楽蔵のワインを置いているので、これをボトルで頼みました。
その名も「はがいくぶらん」です。
水のように「はがいく」ワインでした。
この方言、本州の人はわかないでしょうね。(^^)
高いワインにすればよかったかな~。
いつもは貧乏ですが、今回はちょっと持っていました。(笑)
大根
大根とカニをまぶして炊いたものだそうです。
すだちの皮と七味がかかっています。
タチの料理
タチの料理です。
上にはさっと湯がいた三つ葉がかかっています。
クリーミィーなタチ、この味付けで格段に美味くなっています。
今までの料理を食べてきて、関川シェフの今の方向性が見えそうな気がします。
既存のフレンチの枠を超えていくのかな~。
今回、皿は木のものを多く使用していました。
次の酒は?
ここでボトルを一本開けましたので、次にいってみます。
タイミングがあえば違うワインボトルをもう一本と思っていましたが、時間的に無理なのでグラスにしまました。
赤ワインです。
窓から見える北斗市の灯りで飲むのもいいもんです。
今回の日本酒は、先だって「五稜」の搾りたてを飲んだばかりだったので「郷宝」を飲みたかったのですが残念。
これは函館の蔵「五稜」の彗星という特別純米です。
菊芋
甘鯛です。
鱗も入っていて、これがパリパリしていていい食感でした。
大葉
この大葉は箸休めとして、おもしろかったのです。
黒毛和牛
黒毛和牛は予想どおり北斗市のおぐに牧場のもので、けっこうお店で熟成させたものを出していました。
野菜はあやめ蕪と黒大根だそうです。
熟成の期間は、思いのほか長いものなのでちょっと驚き。
いいっすね~。
酒がすすみます。
茄子
これデザートの上に薄くカットされた茄子がかかっています。
ティラミスになぞってティラナスだそうです。(笑)やりますね。😀
楽しい~です。これ。
ドリンク
ドリンクはコーヒーとハーブティだったかな。
カップは、想像どおりこのようなものでした。
シェフは、どのような豆を選んでいるのかな~と。
珈琲文庫さんでした。
関川シェフの料理をようやく味わうことができました。
シェフのファンとして嬉しい限りです。
変わらず素晴らしい繊細な料理と味には感動です。
こんなに安くていいのかな~と思うほどでした。
また行きたいと思います。
PS 本音。
ここの料理、この値段ではマジ驚きでした。
この値段でいつまでも不可能だと思います。
値段上がってもGは行きますが、値上がりする前に行くのもありと思います。
コスパはんぱないです。
シェフが寡黙に料理を作っています。
客には笑顔で対応、調理はガチセメントで接していて、楽しみながらもその緊張感を感じることができます。
パッションすごいもんです。
席は広く離れています。
JRの時間が・・・
レストランから北斗駅はすぐですので歩きます。
北斗駅もイルミネーションでデコレーションされています。