JBLパラゴンを2/3でDIY!北斗市【高島屋珈琲】のマスターの情熱が生んだ奇跡のスピーカー


北斗市でランチを楽しんだ後は、近くの「高島屋珈琲」さんへ立ち寄りました。



この日の狙いは、食後のデザートとしてのコーヒーソフトクリーム、そしてコーヒー豆の購入です。


麻生太郎ブレンド



今回選んだのは「麻生太郎」と「ミックス」の豆。

どちらも580円と、最近のコーヒー豆の価格高騰を考えると驚くほど良心的な値段でした。

函館blog
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「麻生太郎ブレンド」は、驚きのネーミングで、元総理の麻生さんが無類のコーヒー好きということから、彼が愛飲しているブレンドを再現したものだそうです。


実際に飲んでみると、甘みが印象的で、飲みやすい口当たりと相まって美味しい。普段飲みのコーヒーとして申し分なし。

ミックスブレンドは、軽やかな口当たり。

キリマンジャロ珈琲ソフトクリーム

ここでしか味わえない、唯一無二のキリマンジャロソフトクリーム。

これがギミックではなく本当においしい。

美味しいコーヒーがこの価格で手に入るのは本当にありがたいことです。自宅が近ければ、ばんきり行きたいくらいです。

店内のJBL!



待っている間、カウンター前に設置されたJBLの大型スピーカーを見せていただきました。やはりJBLは存在感があります。

今の自分は、箱庭オーディオですので、こういうのが羨ましくなります。

力作の2/3自作パラゴン!



マスターと少し話をしていたところ、「ちょっとこちらへ」と別の部屋に案内され、そこで目にしたのが、なんとマスターの手による自作の「パラゴン」でした。

パラゴンとは、JBLがかつて誇ったフラッグシップモデルのスピーカーで、現在では中古でも300万円ほどする名機です。

そのスピーカーを、約2/3サイズで自作されたとのことで、これはまさに圧巻の力作です。
これには驚きです。というかブッタマゲました!
凄すぎます。

パラゴンの特徴である正面の曲面構造は加工が非常に難しいとされていますが、最近では折り曲げるだけで形が決まる新しい木材が登場し、それを用いることで自作が可能になったとのことです。

075とそっくり!



さらに、パラゴンの上部には「JBL 075」風のツイーターが設置されており、それにも目を奪われました。

見た目はイミテーションに見えたのですが、実は海外で販売されているJBL 075にそっくりな製品とのことで、なんととても安い価格で購入できたそうです。

その製造元は、現在JBLの親会社であるハーマンに関連する工場とのことです。

最近ではアルミの削り出し精度も上がっており、外観の再現度がかなり高くなってきているとのことでした。これは魅力的です


この話にもびっくりです。実は自分もJBL 075を2個所有していたのですが、そのうちの1つは過大入力によってボイスコイルを焼いてしまいました。
生産終了から年月が経つ今でも人気があり、中古でも10万円程度で取引されていて購入したより高いんです。

過去に出会ったパラゴン達



そういえば、最近のパラゴンといえば思い出すのが、柏木町のレストラン「ビーズビー」。そこには、寄贈されたパラゴンが店内に設置されており、それをきっかけにオーディオ機器を大枚を投じてリニューアルし購入したほどです。😁

パラゴンといえば、函館jazz喫茶のbopの以前の店は有名ですよね。東高校の前のカフェ、八雲のアモーレ、小樽や青森のjazz barにもありました。懐かしい~です。

先輩が自作したパラゴンのミニチュア版を別荘で見せていただきました。先輩、マスターとも懇意にされているそうです。


オーディオ雑誌でも「パラゴンのある店」として特集が組まれているほどで、このスピーカーは今でも語り継がれている名機です。

いやー、高島屋のマスターの製作、情報収集能力、そしてこのスピーカーにかけるパッションは本当に素晴らしく感動しました。これに色を塗られたら、さらに素晴らしくなりますね。
なんか自分でも楽しみになってしまいます。😁

昼飯は、これ。😁