

今日はジャズライブがあり、久しぶりに「フェルマータ」に出かけてきました。
今回はピアノのSEKIさん率いる「SEKIクインテット」
少し前に北斗市のライブでSEKIさんのバリバリのピアノを聴き、「これは今回行かねば」と心に決めていたんです。
■函館市松風町5-16 STAR RIGHTビル1F
■電話 0138-40-0035
■営業 1130〜2100
■定休 不定休(夜はママさん判断で営業)
今回はなんとアルトサックスが2本、地元勢と札幌からのゲスト! ベースは女性のMIOさんという豪華編成です。

会場は19時前にはほぼ満席。
演奏者のすぐ前という特等席に誘導されたのですが、ちょっと照れて少し奥へ移ろうとしたらママさんに「そこ!」ときっぱり(笑)。
面が割れていました。
▶メンバー
ピアノ:SEKI
ドラム:小林かづま
アルトサックス:橋本大輝、村上桂宏
ベース:MIO
今回のライブは熱い演奏になる予感があったので期待が高まります。
いつもお会いする方が来られず、自分はひとり寂しくカウンター席へ。
SEKI Quintet

今回のポスターですが、
ここで飲むのは、必ずバーボンのロック。
演奏曲は、記憶を辿れば「アリゲーター・ダンス」、「サンライズ」、「ワンバイワン」、そして「渡良瀬」など。
●暑い夜をぶっとばす熱演!

今回は前半、ピアノの調子がいつもより控えめだったかな〜。
でも、かづまさんのドラムが熱い!
煽り力も引っ張り力もハンパない。繊細なタッチとパワフルさが同居するそのキレは、メロディより気になるほど。


自分の席はサックスの先から60cmほどに超近い場所。
そのため写真は撮れず、超ピンボケに。
そして今回一番良かったのは、林栄一の曲。
板橋文夫や林の音楽的方向性を感じさせる、バリバリな熱演でした。
これは来て大正解!
函館でこういう演奏が聴けるとは、なんとも幸せ!
このお店の故・大矢内マスターも、天井の上から彼らの熱い演奏を聴いて目を細めていたに違いないなと思いました。
●席はフルハウス!

マスター、いつもながら作務衣がキマっています。
席は全席埋まっていて床に座る方も。
今回は函館が誇るサックス奏者・Sさんとも久々に談笑。
ゲストで演奏するのかなと思ったら今回はお客さんだそうです。
そしてなんと今月、新宿ピットインで「森山威男クインテット」のライブに行くとのこと!
実は、そのライブ自分も目をつけていたので、その情報を聞いて「うらやましー!」っと。
一昨年、「森山威男クインテット」のメンバーの一員である峰厚介さんの演奏を聴いていたので、その話で盛り上がりました。
hushbye、最後にはgood byeかな~っと勝手に想像。
それにしてもいいな~。

(バーボンは3杯だけだった)
自分も来月に東京へ行きますが、ピットインでは、話題の映画『BLUE GIANT』の主人公のモデルとなったサックス演奏者も出演する予定で、激混み必至。
前回はあまりの混雑ぶりに途中でギブアップしたほど(笑)。
んーどこに行こうか悩むな~。
さて、話戻して今回のコンサート。
概ね予想していた通りの構成だったかな。
2本のサックスは、陽のキレあるブローと、少し陰を帯びながら哀愁のある音で、ここぞという時に爆発するタイプ。それぞれの個性の違いも楽しめました。

皆さんが本当に全力で演奏してくれたので、大満足!
かづまさんの気遣い最高でした。
煽りも抜群!
今後も、かづま氏の動向に注目です。
●次回のコンサート情報!

ジャズの熱さで夏を吹き飛ばした夜。函館の夜に、また一つ熱い記憶が刻まれました。
●お店の前は・・

お店の向かいには、大門のこのビルが。
まるでお城のようですね。