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9月29日から全国で上映となった【沈黙の艦隊】が、函館のシネマ太陽であり行ってみた。
このコミックの映画!
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このコミックを映画にしたもので、潜水艦での戦闘シーンが多くて実写は不可能といわれていたが、実写に成功・防衛庁の支援で本物の潜水艦も映画のシーンに登場するということで、前評判も高く楽しみにしていた。
この映画のはじめの10分間だけAmazon プレミアムで公開があり、事前に少しだけ見ることができていた。
久々のシネマ太陽!
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上映はシネマ太陽で、あずましく観たいので午後4時からの上映の時間帯を選んで行った。
予想どおりだった。😀
「席を決めて下さい」と!
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久々のシネマ太陽で、チケットを購入すると「席を決めてください」と・・・
ディスプレイで席を指定できるようになってるには、ちょっと驚き。
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そうそう着席後は、他の席が空いていても移動はできないということ。禁止!
これは知らなかった。
コミックで「沈黙の艦隊」を見た時には、その奇想天外なストーリーが面白くて釘付けになって見ていたが、途中から戦闘シーンばかりの連続で、漫画では自分にはつまらなくなりなり途中でストップしていた。
しかし映画の戦闘シーンは、さすがうまい演出で退屈はさせない。
細かなことではつっこみどころはあるが、映画なのでそれを指摘するのはヤボってなもんだ。
主演の大沢たかおさんの演技は、役者魂のオーラを感じる者だった。
初めて彼の演技を見るが、その存在感は素晴らしく演技に魅了された。日本を代表する役者さんとなりそうで今後も期待。
映画の内容は詳しくは書けないが、完結する映画と思っていたがちょっと違った。
あれーっという感じで、まだ続きがあると思ってか終わってからも立ち上がる方も少なかった。
ある意味、拍子抜け。(^-^)
この続編が!
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冷静になると、なるほど続編が今後あるというアナウンスも含めてのエンディングだったようだ。
この映画は、いわゆる戦後55年体制の安全保障への問題提起だが、つい先だってハマスとイスラエルとの戦争状態となり、その生々しい映像を見てしまったので、いまひとつ感じなかったかな。
平時の時には、いい問題提起だったと思うが、自分の観たタイミングではだった。
といいつつも、ウクライナとロシアの戦争、第二次世界大戦は北海道がぎりぎりのところでソ連に占領されないですんだこと。
台湾有事が、2027年まで起こると想定説も増えてきて、そうなった場合には日本も相当の影響を受けるのは想像に難しくない。
既存の米軍基地への攻撃、自衛隊の大きな損失、中国、台湾の在留邦人の問題など考えたくもないようなことが想定され、気分はめいってくるほど。
10万人ともいわれる多くの在留邦人の救出は、水面下では検討されていると思うが、これも映画のワンシーンにある「平和な日常の裏で、このような事が起きている」という世界だろうか。
戦争では、残念ながら「ちょっと待って、話せばわかる」は通用しない。
第二次世界大戦以降、大きな犠牲の上で培ってきた戦後のスキームが存続して平和を願いたいのだが・・・瓦解してしまった。
これを書いていると止めがきかなくなるので。
閑話休題
それにしても、久々に見る映画は迫力あった。
音響も大音響。ドルビーような音が館内を動き回って凄いといえば凄いけど、G(爺)には、この音は疲れるかなー。
この映画を観ていて、HDMI入力をサポートした従前のピュアオーディオアンプが流行っているというのも頷けるなっと思った次第。
そうそう映画の最後に流れる エンドロールは、ものすごい数の映画に関わった人達で、その数に圧倒された。
改めて映画って凄いーっと。