【ヤマザキ洋服店】・まさかの店名の函館初の塩ラーメン専門店がオープン?!

オープンしたヤマザキ洋服店




函館塩ラーメン専門店「 ヤマザキ洋服店」がオープンしました。

ラーメンの「おばら家」は、函館塩ラーメンに特化し、競輪場や大町でのイベントなどで提供してきましたが、ついに函館塩ラーメンの専門店をオープンする運びとなりました。

洋服店の店名ですが、ラーメン店なんです。これ自分も驚きました。

塩ラーメンの専門店は、函館では初めてだと思います。



お店は、末広町に90年前にオープンした「ヤマザキ洋服店」の跡で、店舗名は、そのままの「ヤマザキ洋服店」です。

ここは、「おばら家」の姉妹店になります。
以前におばら家で食べていて、ちらっとここのことを聞きましたが、晴れてオープンします。

店舗情報

■函館市末広町16-3
■電話 0138-84-6897
■営業 1030〜1400
■定休 月火水木

各日限定50杯でなくなり次第終了


曜日、時間が限定されているので注意です。
駐車場はありません



店の場所は、コープさっぽろの前で、「Beer BAR山下」の隣です。

お店は、レトロ感を残しつつリニューアルしています。
お隣の山下さんの建物との感じもバッチリ似合っています。
90年も前に実在した老舗洋服店の名を引き継ぎ、現代に蘇らせたオマージュなのです。

正式なオープンは6月20日からですが、プレオープンに行くことができました。



函館 塩ラーメンの店舗名を「ヤマザキ洋服店」にするというのは驚きましたが、縁がありこの店舗にされたようです。義理人情に厚いオーナーさんが恩義を感じリスペクトをこめてこの店名にしたんだろうと思うのは想像に難しくありません。

以前の競輪場でのイベントでのラーメン「津熊」のネーミングも、リスペクトをこめたものでした。

メニューです。


各写真はタップで拡大します


食材へのこだわりが書かれています。

さっそく函館塩ラーメンを食べます。1200円


丼の横からのフォルム

●こだわりのスープ!

まずスープで、貝柱をたっぷり使っているのもので、ゆっくりとコトコトと煮込んている清湯スープです

この清湯(チンタン)スープか函館塩ラーメンの証ですよね。
単なるあっさりではなく旨さが幾重にも重なっていて、味で勝負するという気概が伝わってきます。

●麺は、伝説の小麦「春よ恋」!

麺は、これぞ函館塩ラーメンというストレート麺。
この色、細さ。
小麦を感じるもので、それもそのはず北海道産の「春よ恋」を使っているということです。

別のラーメン店でこの小麦の麺を食べた時、その小麦の美味しさに驚いたことがあります。しかし、この「春よ恋」の小麦粉は高価なため、採算が合わず継続できなかったと言われていたことを思い出しました。
そんな「春よ恋」です。

ここにも函館塩ラーメンへのこだわりを感じます

●チャーシューのこだわり!



チャーシューは、肩ロースと豚バラで、専用のチャーシュー専用釜を用意したというこだわりです。
釜でじっくり火入れされたそれは、噛めばじゅわっと脂が染み出し、肉の甘みがダイレクトに伝わってきます。


●ナルトが古き良き時代を!


なるとが、なんとも懐かしさを感じさせてくれます。


●カウンターに下には、これが!


カウンターの下には、この引き出しがありました。
この中央には、「山椒」と「胡椒」が入っていました。
容器もオサレです。

●塩に「山椒」を!


この山椒をかけてみます。
塩ラーメンで、山椒は初めてでしたが新鮮に感じます。なかなかいいもんですね。

食べながら思ったのは、ここ「ヤマザキ洋品店」がオープンした90年前。ここの街並みや賑わいなど当時のことを想像するのでした。店名がそういった想像をかき立ててくれます。


●スープまで完食!


このラーメン、スープまで完食です。。

この塩ラーメン、予想していた「津熊」の時のラーメンからかなり進化していました。
思ったよりコク深い味で、元祖系 函館 塩ラーメンとは違う新しいエッセンスを加えた新しい函館 塩ラーメンです。単なるあっさりではないので若い方から、Gのような年代まで満足できると思います。

黒烏龍と紅茶を独自にブレンドしたもので、この厚いスズの器で出てきました。
これズシリと重いもので器も美味しいもんです。




●レモン水もある水はセルフ!


ドリンクはセルフのレモン水もあります。


QRコードでスマホで注文。
決済はいろいろと用意されています。


店内は8脚くらいのカウンター席


オリジナルグッズのステッカーです。


店内には、いろいろなグッズも販売されています。
デザインの面白いTシャツもです。


このTシャツのプリントのデザィンですが、かなり前の店の前あたりでの祭りだったようです。
ここには「ヤマザキ洋服店」がしっかりと掲載されているとのことでした。

社長、メチャメチャこの地区のことが詳しくて驚きです。
ここを通じていろんなつながりができたんでしょうね。


入手しました。
痩せて夏来てみようっと。(^^)