音楽に浸る至福の時間・吉祥寺のクラシック喫茶【バロック】へ



東京ネタですいません。
こんなお店もあるということで。

吉祥寺のクラシック喫茶「バロック」に行ってきました。

ここは、昨年行ってきたjazzの有名店 「音吉!メグ」の隣です。

偶然にもクラシック、JAZZの有名店が隣同士というのは面白いものです。



ドアを開けるとクラシック音楽がガンガン流れており、その音量はとても心地よく、壁に置かれたタ大型スピーカーからは本当に素晴らしい音が響きます。

●会話厳禁のお店!



特筆すべきは、このお店では会話が厳禁という点。
数名のお客さんがいましたが、誰一人として声を出すことなく、静寂の中で音楽を堪能していました。
若いグループで来ていた方も同様に静かに楽しんでいました。

こういうの好きなんです。
ここは音楽の店なんで会話なんかするな! 音楽をってのは気持ちいいですね。

この雰囲気は、札幌の狸小路にあるクラシック喫茶ウィーンを思い出させました。

函館の元JAZZ喫茶「マイルスの枯葉」も会話厳禁でした。

お店の雰囲気を一層引き立てているのは、お店のご年配のマダム。
根強いファンが多いのも納得です。

●大型スピーカーを中心に!



弦楽器の音が生々しく、とても素晴らしいです。

普段はセミクラシック程度しか聴かない自分ですが、これは本当に凄いと感じました。

ジャズは、フリージャズから女性ボーカルまでよく聴きますが、今の自分にとっては正直なところクラシックの方が奥深いかなと感じます。

特に感動したのは弦楽四重奏。
寝る時にはアレクサで弦楽四重奏をBGMとして流すこともありますが、こうしてじっくり聴くとその深さに改めて感動しました。

ここをクラシックやジャズが大好きだった尊敬する「師匠」と話したかったです。
残念ながら他界されてしまって残念でなりません。
もっと多くのことを教えていただきたかった。
そして話たかった。


そして、コーヒーも楽しみの一つ。
スマホで文章を書いていると、サイホンで淹れたコーヒーが運ばれてきました。800円
挽きたての豆と水にもこだわった、その味わいは適度な酸味と苦みで美味しいコーヒー。
芳醇な香りと深いコクが広がり、一口飲むごとに心が癒されます。

コーヒー代は、音楽代が入っていますので、そう考えると安いものです。
ちなみにお代わりは200円らしいとの話です。

●リクエストは、これに書く!



そうそう、このコーヒーと一緒にだてきた納品書?に、これにリクエストを書くとかけてくれるようです。これは面白い。(^^)

次にかかったレコードのスクラッチノイズには昭和のノスタルジーを感じます。
ネットで曲を調べてみると「永遠のフォギリ」という曲のようですが、詳細はよくわかりません。(笑)

クラシック音楽は反抗期の頃は大嫌いでしたが、今ではちょっと好きになりました。
音楽と向き合うことで、心が落ち着き、様々な感情が蘇ります。


店内は、スピーカーを中心に、一人席は多くなっています。
常連と思われる年配の方も多いようです。

そうそうアンプは、亡くなったご主人の自作だそうです。
見たかったな~。

徒然なるままに綴りましたが、「バロック」での体験は本当に素晴らしいものでした。
まだ行きたい場所がたくさんあるので、ここは長居をするお店らしいのですが、せっかくの東京、次の店へと移動するので、早々に失礼しました。