「邪宗門」で昭和レトロにタイムスリップ!荻窪の不思議な喫茶店で見つけた非日常空間



ファイターズのオリックス最終戦、またまたの逆転でやりましたね~。
今日もまた感動で、大谷選手の試合も霞んでしまいそうです。(^^) 
今度は博多ですね。


東京で「どっか面白いカフェか喫茶店ないか~?」と聞いてみたら、返ってきたのがこの言葉。

「荻窪の邪宗門、めっちゃ面白いよ~」と、なんとも怪しげな名前の喫茶店を勧められました。

面白そうだな~っことで、さっそく行ってみることに。

店舗情報

■東京都杉並区上荻1丁目6-11
■電話 03-3398-6206
■営業 1500~2200
■定休 月曜日



お店の情報 



荻荻窪駅の北口を出て、商店街を歩くこと数分。
店が並ぶ中、これまたレトロな外観の「邪宗門」を発見!

でも、行った時はまさかの満席で一度断られることに…。

仕方ないので近くの立ち飲み屋で時間をつぶし、再度チャレンジして無事に入店!




この看板です。
なんか宗教のようです。(^^)



●メニューは、かなりの年季が!



ここにあるメニューはかなり年季が入っています。

●お急ぎの方は入店禁止?!



「外に貼ってあるメニューには「お急ぎの方は入店禁止」としっかり書かれています。

しかも後で見たX(旧Twitter)情報によると、「混雑時は提供まで1~2時間かかる」って。
いや、長すぎでしょ(笑)

荻窪 邪宗門のxです

邪宗門のインスタグラム
 ママさんアップされています


荻窪邪宗門のSNSです



システムは外にあるメニューを見て、ドアを開けた一階のカウンターで注文します。



メニューも、この古さで驚きます。

メニューや各写真はタップで拡大します



ドアを開けるとこれらが迎えてくれます。
カウンターのところで、注文をします。

オーダーを済ませたら、急な階段を登って二階の客席へ



●店内もBGMもレトロ!


店内のBGMは、まるで進駐軍のクラブで歌われているようなJAZZの「枯葉」が歌われていて、自分が聴いたこの曲では、いちばん古いナンバーです。

函館のG
函館のG

BGMもさることながら、店内もすごいレトロ感で、まるでタイムスリップしたかのようです。



G&Bは懐かしさから、若い方はこのレトロが新しさなのか若いお姉さん達も来ていました。
けっこう一人の女性客が多いには驚きました。



25分ほどしてようやく登場したコーヒー。
Xで見た「1~2時間待ち」ではなかったので一安心。

最初は「20分以上で随分かかるな~」と思ったのですが、、、この時間で済んだのが嬉しい~(^^)


「邪宗門ブレンド」(600円)は、どこか懐かしさを感じる味わいで、しっかりと手間のかけたコーヒーというのが伝わってきます。

時間がかかる理由も納得。




一緒に頼んだ「ウィンナコーヒー」(570円)も、クリーミーでまったりとした味わいとのこと。

お店のご年配のママさんを見て思い出したんですが、ここのお店、テレビで放送されていたのを思い出しました。
後でネットでも調べたのですが、ママさん有名人です。

一番印象的なのは、静かな店内の雰囲気!




大きな声を出すのはNGらしく、みんなひそひそ話。
ここでは、まるで時間がゆっくりと流れているかのようで、しばし非日常を楽しめます。

2階のこの景色も、テレビで見たのと同じでした。


●ここの時計から音が鳴る!



こちらの席にあった年代物の時計から時間になると音が鳴るんです。
なんとも風情があるものです。

お客さんは画像処理で消してますが、こちらに来ていた方、女優さんも真っ青でとても美人の方でした。息子、見とれていました。(笑)

●席にも歴史を感じる!

そうそう、お店の前に「急いでいる方お断り」って書いてありましたが、ほんとその通りで、待ち時間も含めてこの空間を楽しむのが邪宗門流のようです。

いや~、こういう喫茶店ってなかなか貴重ですよね。
レトロな雰囲気が好きな人はもちろん、ちょっと変わったカフェ巡りが好きな人にはぴったり!
たぶん、荻窪どころか東京でも有名な老舗なんだろうな。

今度はもっと時間をかけてゆっくり楽しみたいな~。

●テーブルの落書きにも味が!

店内には学生運動時代の落書きや、誰かが恋人に書いたメッセージが至るところにあり、これまた趣深いです。