オープンした「食事処 いと・おはな」はクオリティが高く値段も安いので、びっくり!


杉並町の住宅地の一角に 「食事処 いと・おはな」 というお店がオープンしました。
9月1日からオープンしていて、週に2回のランチを提供しています。

店舗情報

■函館市杉並町2-1
■営業 水曜・土曜 11:30~14:00
■定休 月・火・木・金・日 


場所は本町と杉並町の境目の道路で、斜め前に「いぶき美容室」があります。

駐車場は、お店の前に一台です。


ここはオシャレな外観が以前から気になっていて「 会員制の料亭かな」と思っていたのですが、 ランチの案内が出ていて驚きました。それもかなり廉価です。

玄関で靴を脱ぎます!



敷居が高そうなお店ですので、恐る恐る入ってみます。
靴を脱いで上がります。

ご年配の女性店主さんが迎えてくれました。笑顔でGの緊張をほぐしてくれました。🤗

カウンターと座敷席がありましたが、どこでもということでカウンター席へと座ります。

おばんざいがカウンター上に!


メニューは、日替り定食のみです。

おばんざいが、カウンターの上にあります。


定食は、おばんざいの中から3種で、これにごはんと味噌汁 という内容です。

ランチの値段が安いのでワンプレートかなと思っていたのですが、一品ごと皿を用いています。



こだわりの料理!


魚はかなり活きがいいもの使っていて薄めの味つけです。
この玉子焼きも美味しいのでした。

人参は、これをけっこう食べていますが「生きくらげ」が入っていて、これがいつもと違う料理となるのでした。これも一味違います。

味噌汁へのこだわり!



味噌汁は一口飲んでみると、これが味わったことのない味噌なんです。

味噌は「九州そだち麦」!


これをお伺いしてみるとパッケージまで見せてくれました。
「九州そだち麦」だそうです。
販売しているところも教えてくれました。

この出汁もいいもんで、手間をかけています。

かぼちゃ餅にほっこり!



そして具は豚肉と「かぼちゃ餅」です。
自分のおふくろは、このような料理はつくりませんでしたので初めて味わいました。
おばあちゃんの味でしょうか。
食べていて、なんかほっこりとするのでした。

初めてにも関わらず、店主さんと楽しくお話をさせていただきました。
ありがたいもんです。

料理にもお茶にもこだわり!


上までが「日替わり定食」です。
ナスはサービスでいただいたのですが、このゴマだれとの相性がいいこと。
上中央は、ごぼうとこんにゃくですが、これがかつお出汁を粉末にしていて味付けをしていて、これがまたとってもいいんです。
ごぼうとこんにゃくが変身します。

Gはダイエットにこんにゃくを食べていて、このところは飽きてきているので、これは素晴らしい調理だったんで真似をさせていただきます。(^^)

番茶もこだわり!
食後は煎茶か番茶ということで番茶をいただきましたが、これまたいい香りで美味しいんです。
「いりたてのほうじ茶」ということで、確か丸井今井さんから仕入れているということでした。

当初、定食の値段が 600円というので大したことは正直 思っていたのですが、これがなんと大きな間違いでした。 
料理は、こだわりが詰まっていて素材にも配慮しています。

これは、どうみても採算が合わないなとみていたんですが、「儲けなくていいんです。自分がこうして働けるのがいいんです。」と。言葉だけではなくお人柄があらわれていて、人生の話も教えていただいたので心を打たれました。

店名の由来は?

そうそう、店名の由来は、お世話いただいた方のお名前からだそうです。
カウンターには、この方の写真がありました。この義理がたさにも頭が下がります。


こちらは、畳のテーブル席です。

カウンターは3席です。

帰りには、おはぎを買っていこうと思ったのですが、すでにファンもついていて売り切れでした。
今度、買いに行ってみます。