

休みに山梨県山中湖まで出かけてきました。
……とはいえ、よく考えたら毎日が休みなんですけどね(笑)。
これ函館でなくてすいません。
忘備録も含めてです。
今回が初めての山梨県。
宿だけは先に押さえておいたものの、交通手段は前日に検索。いつもの“行き当たりばったり”の旅です。
●高速バスが便利!


調べてみると高速バスが便利そうで、新宿から乗り込みました。
これ往復で購入しておけばよかった。
帰りは、めちゃ混んでいてネットでチケットが残席残り2だった。
ちゃんと計画立てなきゃですね。
●山中湖へ到着だけど!

所要時間は約2時間20分。いやー、けっこう長い。
途中の山道では、車窓から見える富士山の姿に少しテンションが上がりました。
ようやく到着。
ターミナルがあるかと思ったら、この道路に置かれるんです。
いや~、びっくり。
タクシーも見当たらず、山梨湖を横にして宿まで徒歩。
●まずは風呂へ直行

宿に着くと、まずはひと風呂。
ところが思ったより温まらない。
後で知ったのですが、人工温泉とのこと。
なるほど納得。

風呂上がりはもちろんビール。
東京の暑さから一転、ここ山中湖はひんやりとした空気ですが、飲み慣れた喉ごしの一杯がたまりません。
●食事会場

そして、夕食。
インバウンドの団体もおらず、日本人客のみ。皆さんマナーもよく、ゆっくりと味わえる空間でした。
●席はあずましい!

食事会場は静かで落ち着いた雰囲気。
●またビール!

飲むのは、やっぱりビール。
プレミヤは嬉しい。

テーブルに並ぶのは「富士山 溶岩石焼会席」。
各写真はタップで拡大します


先にメインは、「国産牛サーロインと野菜の溶岩石焼き」
名前のとおり、メインは溶岩石で焼き上げるスタイル。
国産牛サーロインと野菜の溶岩石焼き。
●溶岩石のプラシーボ?!

これがなかなか。石の上で焼くことで余分な脂が落ち、香ばしさが際立ちます。
「富士山の溶岩石」という響きがプラシーボ効果を高め、旅気分を盛り上げてくれます。😁


この箸置き、「富士山」だったんです。
旅人には、嬉しいもんです。


前菜は、さつま芋密煮や秋刀魚甘露煮、茸テリーヌなど、秋らしい盛り合わせ。
彩りもよく、まるでちょっとしたアート。

口に運ぶと、素材の味をしっかり活かしていて、丁寧な仕事を感じます。


続いて、びんちょう鮪のカルパッチョ。

ポン酢ドレッシングのさっぱりした酸味が効いています。


焼き物のサーモンはレホールソースでさっぱりと。
このレホールを調べてみると、フランス語で「西洋わさび」を意味するそうです。


さらに、「野菜豆腐の茸餡かけ」。
ほっこりと優しい味わいで、身体が温まる一品です。


茶碗蒸し


最後に出た味噌汁にはなめこと三つ葉。
この米ですが、美味かったんです。
石川県産のコシヒカリだったかな。
地味ながら、締めとしては完璧。やはり日本人にはこの味ですね。


デザートは「本日のデザート」としか書かれていませんでしたが、季節の果物と小さな甘味が添えられ、心がほどけるような優しい締めくくりでした。


日本酒は、グっと我慢でした。
●このペーパは面白い!

ハロウィン近くなりましたね。
この富士山柄のトイレットペーパーには、思わず笑ってしまいました。
確かに問題となっているようですね。
食後、部屋に戻ってひと休みしようとしたら……布団は自分で敷くスタイル!
これには少し驚きましたが、「まあ、その分リーズナブルなんだろうな」と納得。
自分で敷いた布団に潜り込み、静かな山中湖の夜に包まれながら、旅の一日が終わりました。
