

函館のディープスポットのひとつが、地元民にも人気の【横丁ラーメン】。
今回は「なんか面白い店ないっかー?」という同行者から、だったら“函館で一番安い?ラーメン”でどうだろうと。
(あくまで自分が食べ歩いた範囲での話ですが。)
到着。


メニューです。改めてこう見ると安いですね
塩ラーメン

●元祖系函館ラーメン、再確認
まず注文したのは 塩ラーメン。
こちらは驚きの 450円という価格。
未だにこの値段を維持しています。
この値段、知っている11年から変わっていません。
多分、函館では最安値!市内、そして近郊のラーメン屋さんは、ほぼ全部行ったので、間違いないかと。ライバルは、中の橋食堂かな。
●透明なスープ!

さて塩ラーメンに戻ります。
スープは透き通ったクリアな塩味で、いわゆる 元祖系函館塩ラーメンの伝統をしっかり受け継いでいます。
鶏ガラの旨味がじんわりと感じられて、シンプルながらも飽きのこない味わい。
昔ながらの地元ラーメンという雰囲気がいいんです。

麺は程よく縮れた中細麺で、スープとの絡みもまずまず。
硬すぎず柔らかすぎず、すすり心地が良いバランスです。
●今回のチャーシューは2枚!

チャーシューは値段を考えるとしっかり2枚入り。
昔ながらのしっかり噛みごたえのあるタイプで、豚の旨味が口の中にじんわり広がります。
薄味系スープとの相性も悪くありません。


メンマも同じくシンプルで、ラーメン全体のバランスを崩さずに寄り添っていました。
こういう 素朴で真面目な一杯って、意外と飽きが来ないんですよね。というか美味しんです。
値段だけじゃなく、味でも納得の1杯です。
醤油ラーメン

●醤油ラーメンも負けてない
続いて 醤油ラーメン。
●琥珀色のスープ!

こちらはスープがきれいな 琥珀色で、見た目どおり落ち着いた旨味が特徴です。
塩とはまた違ったコクが楽しめ、醤油の香ばしさがふわっと鼻に抜けます。

麺、チャーシュー、メンマは塩と同じ仕様ですが、醤油の風味が加わることで全体の印象がぐっと大人っぽく。


同行者も納得で、函館のディープスポットにとっても喜んでいました。
●「徹子の部屋」の番組で!
食べている最中、店内のテレビでは偶然にも「徹子の部屋」が流れていて、

なんとモーニングショーの羽鳥アナウンサーとコメンテーターの玉川さんのコンビがゲストという珍しい組み合わせ。
これにはビックリ。
チャンネルが変えられて見れなかったのはちょっと残念ー。
これは見たかった。
BGMではなく、こういうテレビを観ながらという日常風景も庶民系ラーメン屋の魅力のひとつかもしれません。

お客さんの入りは良く、席が途切れることなく地元のお客さんや近所のおばちゃんで賑わっていました。
観光客はゼロです。😀
はじめて訪れた11年前は比較的空いていたので、最近は口コミや口コミ動画の影響もあるのかもしれません。
常連らしい シルバー世代のおばあちゃん達もちらほら。店主さんと笑顔で会話している姿を見ると、地域に根付いたお店なんだなという安心感があります。
●まとめに代えて
やっぱり 函館の元祖系ラーメンっていいなぁと再確認できる一杯。
値段の安さだけでなく、飾らない味と地元感が共存しています。
函館のディープスポットいいですよ。🤭
■函館市大川町14ー22
■電話 0138-40-1132
■営業 1130~1400
■定休 日曜
駐車場は、お店の前です
