

ワイン・ビストロ【odeon】オデオン
本町に移転したからけっこう経ちますが、何度か行って入れなかったお店「odeon オデオン」で、ようやく予約して入ることができました。
現在はコース料理のみの営業となっており、事前に料理を予約しての訪問です。
■函館市梁川町18-20
■電話 070-8988-3336
■営業 1800~2230
■定休 月曜日
●「はじめに必ずお読みください」と!

メニューです。
現在は、コース料理のみとなっているそうです。
●コースの種類!

コースは現在2種類。
6,600円と8,250円のコースがあり、今回は「一番人気」という6,600円のコースを選びました。


ワインボトルは、フルボディということでお願いしましたが用意されていないそうで、ドイツのこのワインをセレクト。6600円
●ドイツワインをセレクト!

タンニンの効いた力強い味わいで、少しクセもありましたが、飲み進めるうちに慣れてきました。
「やっぱり農楽蔵にしておけばよかったかな〜」と思いつつも、これはこれで良い経験でした。


最初の一品は、グリーンピースの温かいポタージュ。
先日までは冷製スープでの提供だったそうですが、この日は雨模様で少し肌寒かったこともあり、温かいスープにしてくれたとのこと。
体がほっと温まりました。


次は、しめ鯖の料理で「炙りしめ鯖のタルティーヌ」。
赤いタマネギがトッピングされており、見た目も鮮やか。
スモーキーな香りとしめ鯖の酸味がワインと好相性で、よいスタートです。
●いいワインの肴!

このような〆鯖でした。
この上にあるのは、赤いタマネギでした。面白いですね。
ワインの肴になります。


オデオンの名物とも言える一皿。
「自家製シャルキュトリー盛り合わせ」
チキンのガランティーヌをはじめ、パテやハムが一皿に盛り付けられています。
左のガランティーヌの下にはごぼうが隠れており、味と食感のアクセントに。
●「ガランティーヌ」って何だろう?
フランス料理は、よくわからないので「ガランティーヌって何だろう?」と調べてみると、肉を開いて詰め物を入れ、煮たり蒸し焼きにしたフランス料理とのこと。勉強になりました。
右手にはホワイトアスパラ。爽やかな甘みが印象的でした。


魚料理は、「函館産クロソイのポワレ」
●海老ソースが絶品!

特製の海老ソースが絶品で、思わずパンが欲しくなるおいしさでした。


店内の冷蔵庫に見慣れないビール「HOPPYヴァイツェン」を発見。
ホッピーヴァイツェン
「ホッピー」と聞いて、つい立ち飲み屋で出てくるあの割り材を思い浮かべてしまいましたが、こちらは全くの別物。
実際には、独立したクラフトビールとして販売されているようで、誤解してしまいそうなデザインでした(笑)
価格は明記されていませんでしたが、900円~だそうです。
ちなみに、立呑み屋さんにあるホッピーとのここのビールは全く関係ないようです。
このロゴを見て早とちりをしました。(笑)
それにしても、これは間違えるな~。
商標を調べてみたのですが、こちらで所有していました。
●マルエフのグラスビールも注文

ワインボトルを飲み干してちょっと足りず、追加でマルエフのグラスビールを2杯注文。
1杯715円とのことでした。


メイン料理は「鹿肉」か「豚肉」から選べました。
今回は大沼「あかり農場」の豚肉を選択。
やや硬めの食感ですが、噛むほどに旨味を感じられる肉質。
道南では名の知れたブランド豚で、安定感があります。


コースの締めには少量のパスタが登場。

量もちょうどよく、満足感のある一皿でした。
もちもちの生麺いい感じでした。


デザートは2種類。「ティラミス」と「クレームキャラメル」を1つずつ用意していただき、ありがたかったです。
感謝です。
クレームキャラメルは甘さ控えめで、お酒とも相性のよい大人の味でした。

席の隣にあったメニュー


店内です。

今回はカウンター席に案内されました。
隣にはテーブル席があり、団体のお客さんも来ていて賑やかな雰囲気。

冷蔵庫の中にはワインやビールがずらりと並んでおり、目移りしてしまいます。

久々のシェフとの話、料理などの説明はとっても勉強になりました。
ありがとございます。
丁寧な接客と工夫ある料理、そしてしっかり楽しめるお酒たち。
訪れたいと思えるお店です。
そうそう、平日にはアラカルトの提供も考えたいということで、これまた楽しみです。